緊急避妊薬の取り扱いについて

望まない妊娠を避けるための最後の避妊手段として緊急避妊薬（アフターピル）があります。
性交後72時間以内に1錠服用することで、排卵を遅らせて高い確率で避妊することができます。

薬局で取り扱いはありますが、必ず処方箋が必要になります。

産婦人科で対面診療を受けるか、オンラインで診療を受けることで処方箋が発行されます。
対面の場合は診療を受けたらそのまま薬局へ処方箋をもっていきましょう。
オンライン診療の場合は処方箋が後日薬局に郵送されます。オンライン診療後、そのまま薬局へ来ていただければお薬をお渡しできます。

対面でもオンラインでも、一度受診した後は3週間後に再度受診してください。再受診は避妊ができたかどうか、体調に何か変化はないかなど確認するために必要です。

副作用は不正出血や頭痛、吐き気、倦怠感、胸の張り、眠気があります。24時間～最大3日まで続きますが一時的です。時間と共に快方に向かいます。
よく低用量ピルでは血栓症がおきると緊急避妊薬には血栓症を起こす成分が入っていないためその心配はありません。

もし性被害に受けられた方がいらっしゃった場合はまず
＃8891
（性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター）
にお電話ください。
ＮＴＴひかり電話からは0120-8891-77へおかけください。
詳細は「りんどうハートながの」をご覧ください。